九州大学 生体防御医学研究所

私は「再生医療」や「発生」に関する研究をしたいと思い、研究室を探していました。そして、鈴木淳史教授の話を聴いて、その研究内容に興味が惹かれました。生医研は研究が厳しいとよく言われており、忌避する方もいるみたいですが、私にはむしろ研究者として成長できる絶好のチャンスだと感じたため、鈴木先生の研究室に決めました。生医研には多くの最先端機器が充実しているだけでなく、異なる研究室との繋がりも多く、学生間で切磋琢磨し、共同研究や新たな発見の機会が生まれていることが良さであると考えます。研究を本気でやりたい方、研究者として成長したい方には、生医研は最高の環境だと思います。

私は、新卒で入ったシステム開発会社で、バイオ分野に量子コンピューティングを応用する新規事業に取り組んでいます。元々は純粋数学を専攻しており、生命科学は高校レベルの知識でしたが、体系的に深く学びたいと思い、多様なバックグラウンドを持つ学生を受け入れるシステム生命科学府で社会人博士の道を選びました。進学から1年が経ち、日々の講義や研究活動で知識と技能を深めるとともに、リトリートやオールラボポスターコンテストでの発表を通じ、研究成果を伝える能力や異分野の研究者とのコミュニケーションスキルも養っています。生医研は、私のように自身の研究バックグラウンドを活かし生命科学の知見を深めたい方におすすめです。