大学院生インタビュー(2021年度)

生体防御医学研究所 在籍中の方にインタビューしました!

小野 千里 さん <医学系学府 博士課程1年> (インタビュー当時)

小野 千里 さん免疫ゲノム生物学分野
小野 千里 さん
私は大学在学中、免疫の研究室に所属し、自己免疫疾患の研究を行いたいという気持ちから、九州大学の免疫ゲノム生物学分野に進学しました。当研究室では自己免疫疾患を含む免疫病の発症解明のためにゲノム、分子、細胞、個体レベルでの研究が必要になります。当研究室は生医研に所属していたことから、共通で使用可能な実験機器や技術支援室の方のサポートも多く、研究を進めやすい環境です。また、生医研リトリートでの他研究室の方との交流を通して研究内容の疑問点、問題点を知ることができ、貴重な経験を積むことができました。当研究所は所属している研究室を問わず、たくさんの先生方からご指導いただけるため、スキルアップのために最適な環境だと思います。
Profile
2017年3月 京都産業大学総合生命科学部生命システム学科 卒業
2018年4月 九州大学大学院医学系学府修士課程 入学
2020年3月 九州大学大学院医学系学府修士課程 修了
2020年4月 九州大学大学院医学系学府博士課程 入学

武 千湄 さん <システム生命科学府 一貫制博士課程 1年> (インタビュー当時)

武 千湄 さんトランスクリプトミクス分野
武 千湄 さん
私は理学部生物学科の出身で、大学院でバイオインフォマティクスも学びたいと考えました。色々な研究室を見学して現在所属しているトランスクリプトミクス分野を選びました。トランスクリプトミクス分野ではヒストンH3の14種類のバリアントを発見しクロマチン研究を行っていますが、単一細胞レベルでエピゲノミクス解析方法、ChIL法などを開発し、研究技術開発も行っており、研究と技術の両方の興味が満たされます。他の大学院の研究室と異なり、学生の入学基準が難しく設定されています。そのため、学生は私を含めて2人しかいませんし、研究室のほとんどのメンバーは教員あるいは研究員です。生医研に入ってまだ一年未満ですが、指導教官からサポートをしっかりと受けられ、プロの研究員の方とコミュニケーションを取りながら自分のプロジェクトをスムーズに進めています。
Profile
2020年3月 九州大学理学部生物学科(染色体機能学研究室) 卒業
2020年4月 九州大学大学院システム生命科学府(トランスクリプトミクス講座) 入学