大学院生インタビュー(2020年度)

生体防御医学研究所に在籍中の方、この3月に修了された方に生の声を聞いてみました!

吉崎 真吾 さん <医学系学府 博士課程 2020年3月修了>

吉崎 真吾 さん 病態生理学分野
吉崎 真吾 さん
私は医学部を卒業・臨床研修後、整形外科に入局し、4年間関連病院で臨床経験を積んだ後、様々な疾患の病態について深く考えられるようになるために大学院進学を決めました。しかし、3年次の途中から生医研に所属が変更になったという特異なパターンです。想定外ながらも生医研に所属させていただいて分かったことは、学生のモチベーション・英語能力の高さ、ハード・ソフト面両方の研究環境の充実、それぞれの研究室で行っている研究内容のレベルの高さです。やりたい研究がある方、業績を上げたい方にとって、いくらでも最先端の機器を活用でき、優しく協力してもらえる先生が揃っている素晴らしい環境だと思います。
Profile
2010年3月 九州大学医学部医学科 卒業
2010年4月 国立病院機構関門医療センター 初期臨床研修医
2012年3月 国立病院機構関門医療センター 初期臨床研修医 修了
2012年4月 - 2016年3月 九州大学整形外科関連病院にて臨床に従事
2016年4月 九州大学大学院医学府医学専攻博士課程 入学
2020年3月 九州大学大学院医学府医学専攻博士課程 修了

森川 拓弥 さん <システム生命科学府 一貫制博士課程 5年>

森川 拓弥 さん ゲノミクス分野
森川 拓弥 さん
私は理学部生物学科の出身ですが、ヒトを対象(特にヒトの遺伝性疾患)とした研究を行いたいという気持ちから、当研究所のゲノミクス分野に入学しました。当研究室では責任遺伝子の探索・同定から疾患のメカニズムの解明まで行いますので、DNAレベルからタンパク質レベルの幅広い知識や実験が必要となります。生医研には各分野のスペシャリストの方が揃っており、共同研究やディスカッションを通じて効率よく研究をすすめることができました。研究所内のイベントなどで他の研究室の方と話す機会も多くあるため、研究に関しても気軽に相談することができました。また、技術室スタッフによる技術的な支援や共用の高価な実験装置が利用可能であること等、非常に研究を進めやすい環境が整っていると思います。
Profile
2015年3月 山口大学理学部生物・化学科 卒業(時間生物学研究室)
2015年4月 九州大学大学院システム生命科学府(ゲノム医科学研究室) 入学
2017年3月 九州大学大学院システム生命科学府修士課程 修了(理学修士)
2017年4月 - 2020年3月 博士後期課程奨学金受給対象者