第765回 生医研セミナー(多階層生体防御システム研究拠点)


下記の通り、塩見 春彦 先生によるセミナーを開催致します。皆様方のご参加を心よりお待ちしております。

演題

哺乳類生殖細胞形成についての2つのトピックス:マウス胎児期での雄性生殖細胞におけるクロマチン高次構造のダイナミックな変化とハムスター卵形成におけるPIWIの機能

演者

塩見 春彦 先生
慶應義塾大学医学部分子生物学 教授

日時

2018年1月5日(金)  Jan. 5 (Fri), 2018
14:00~15:00

場所

病院キャンパス 生体防御医学研究所 本館1階 会議室
以下の地図の26番です。
(http://www.kyushu-u.ac.jp/f/30078/Hospital_jp-2017.pdf)

Seminar Room, Main Building 1F, Medical Institute of Bioregulation
No.26 on the following linked map.
(http://www.kyushu-u.ac.jp/f/30074/Hospital_en-2017.pdf)

要 旨

PIWI-piRNA経路は転移性遺伝因子の抑制と生殖細胞の発生において重要な役割を果たす。我々は生化学、遺伝学、情報生物学の手法を駆使してこの経路の作働機序の解明を目指している。今回は、(1)ゴールデンハムスター(マウスより1つ多い4つのPIWI遺伝子を持つ)の卵形成におけるPIWIの機能、及び(2)マウス胎児期の雄性生殖細胞において一過性にオープンクロマチン状態になるDAD(Differentially Accessible Domains)と呼ばれるゲノム領域について紹介する。

関連論文

1. Iwasaki, YW. et al. PIWI modulates chromatin accessibility by regulating multiple factors including histone H1 to repress transposons. Mol Cell. 408-419 (2016)

2. Sato, K. et al. Krimper enforces an antisense bias on piRNA pools by binding AGO3 in the Drosophila germline. Mol Cell. 553-563 (2015)

3. Iwasaki, YW., Siomi, MC., Siomi, H. PIWI-interacting RNA: its biogenesis and functions. Annu Rev. Biochem. 405-433 (2015)

連絡先

生体防御医学研究所 エピゲノム制御学分野
佐々木 裕之

Division of Epigenomics and Development, MIB,
Hiroyuki SASAKI

092-642-6759