ラボポリシー

私達のラボは、「世界一流を目指す研究者を養成」することを唯一無二の目的にしています。これは「世界一流の研究」をすることとは少し異なります。私達が目指しているものは、世界一流の研究をしながら(現在)、かつ、世界一流を目指す研究者を養成すること(未来)なのです。すなわち、未来を志向した現在を生きています。

「世界一流の研究」をしている研究室は、たくさんあります。しかし、真剣に「世界一流を目指す研究者を養成」している研究室はそれほど多くはありません(※註1)。私は過去10年にわたり、独自の教育方針と研究方針によって、学生の指導を行い、その方針に対して若干の(※註2)自信が持てるようになりました。最近では、この点に関しては日本有数(※註3)ではないかとさえ考えています。

※註1)「ほとんどない」の遠回しな言い方。

※註2)「相当な」「とても」の謙譲表現。

※註3)「日本一」と同義。

しかし、世界一流を目指すことは、そんなに甘いことではありません。必死で立ち向かわなければ、成功は得られないでしょう。私のラボでは、あなたの必死さを全力でサポートします。あなたが流した「汗」と「涙」が最大限報われるようにします。

賢明な読者は既におわかりのように、このような目標を掲げている以上、私のラボが他に比べて少々厳しいことは当然のことです。しかし、研究者人生の成功を渇望する人には、最高のパラダイスであり、インキュベーターでありたい、というのが私のラボポリシーです。

九州大学 生体防御医学研究所
分子医科学分野
教授 中山 敬一