第776回 生医研セミナー(多階層生体防御システム研究拠点)

下記の通り、佐々木 伸雄 先生によるセミナーを開催致します。皆様方のご参加を心よりお待ちしております。

演題 / Title

基礎幹細胞学から応用研究へ: 疾患生物学におけるオルガノイドの利用法

演者 / Speaker

佐々木 伸雄 先生
慶應義塾大学 医学部 消化器内科教室
特任助教(工学博士)

Nobuo Sasaki, Ph.D. in Engineering
Assistant Professor
Keio University School of Medicine, Dept. of Gastroenterology and Hepatology

日時 / Date

2018年11月2日(金) Nov. 2 (Fri), 2018
15:30~16:30

場所 / Venue

病院キャンパス 生体防御医学研究所 本館1階 会議室
以下の地図の31番です。
(http://www.kyushu-u.ac.jp/f/33951/2018hospital_2.pdf)

Seminar Room, Main Building 1F, Medical Institute of Bioregulation
No.31 on the following linked map.
(http://www.kyushu-u.ac.jp/f/33952/2018hospital_2-en.pdf)

要 旨 / Abstract

 腸管上皮は3〜5日ごとに再生を繰り返すダイナミックな挙動を示すなど,体内で増殖能が最も高い組織として知られており,幹細胞研究者を魅了するモデルの1つである.三次元組織幹細胞培養法であるオルガノイドの登場により,このようなダイナミックな新陳代謝をシャーレ上で再現することが可能となり,一気に腸管組織幹細胞の理解が深まった.オルガノイド培養は正常腸管上皮のみならず,がんなどの疾患組織の幹細胞からも樹立することが可能であり,疾患生物学におけるパラダイムシフトに貢献してきた.本セミナーにおいては,オルガノイド技術を用いた様々な分野への応用研究の可能性について紹介したい.

業績 / Publications

Sasaki N. et al.
Intra-tumor diversification in colorectal cancer at the single-cell level.
Nature 556, 457-462 (2018)

Sasaki N. et al.
Reg4+ deep crypt secretory cells function as epithelial niche for Lgr5+ stem cells in colon.
PNAS 113, E5399-5407 (2016)

連絡先 / Contact

生体防御医学研究所
中別府 雄作 092(642)6800

Medical Institute of Bioregulation, Yusaku Nakabeppu
Tel:092-642-6800