第772回 生医研セミナー(多階層生体防御システム研究拠点)

下記の通り、平山 明由 先生によるセミナーを開催致します。皆様方のご参加を心よりお待ちしております。

演題 / Title

メタボロミクスを活用した疾患研究

演者 / Speaker

平山 明由 先生
慶應義塾大学先端生命科学研究所 特任講師

日時 / Date

2018年8月21日(火) Aug. 21 (Tue), 2018
15:00~16:00

場所 / Venue

① 病院キャンパス ウエストウイング棟7階 講義室A
  以下の地図の17番です。
  (http://www.kyushu-u.ac.jp/f/33270/2018hospital.pdf)

  Lecture Room A, 7F, Kyushu University Hospital Westwing Building, Hospital Campus
  No.17 on the following linked map.
  (http://www.kyushu-u.ac.jp/f/33271/2018hospital-en.pdf)

② 伊都キャンパス ウエスト1号館D棟2階 207 (遠隔会議システム利用)
  以下の地図の32番です。
  (http://www.kyushu-u.ac.jp/f/32758/2018ito.pdf)

  W1-D-207, West Zone 1, Ito Campus (Inter Campus Learning Assistant System)
  No. 32 on the following linked map.
  (http://www.kyushu-u.ac.jp/f/32764/2018ito-en.pdf)

要 旨 / Abstract

生体内の代謝物質を測定するメタボロミクスは、医療、食品、環境分野をはじめ様々な分野での応用が進んでいる。
これまで、演者は医療分野での応用を中心にメタボロミクスを実施してきた。メタボローム解析技術の一つであるキャピラリー電気泳動/質量分析法(CE/MS)は、イオン性代謝物の網羅分析に適した方法であり、生体内の中心代謝を俯瞰できる特長があることから、本法をがんの特異的代謝機構の解明、糖尿病性腎症や慢性腎臓病などの各種疾病バイオマーカーの探索に適用してきた。一方で、質の良いメタボローム解析を実施するためには、サンプルの採取や保管条件に関しても十分に配慮する必要があり、これについても検討を行ってきた。
本セミナーでは、これまで行ってきたメタボロミクスを用いた疾患研究について、上記の例を中心に紹介したい。

参考文献 / References

  1. Hirayama A, et al.
    Quantitative Metabolome Profiling of Colon and Stomach Cancer Microenvironment by Capillary Electrophoresis Time-of-Flight Mass Spectrometry.
    Cancer Research 2009;69:4918-25.

  2. Hirayama A, et al.
    Metabolic profiling reveals new serum biomarkers for differentiating diabetic nephropathy.
    Anal Bioanal Chem 2012;404:3101-09.

  3. Hirayama A, et al.
    Effects of processing and storage conditions on charged metabolomic profiles in blood.
    Electrophoresis 2015;36:2148-55.

連絡先 / Contact

生体防御医学研究所
メタボロミクス分野
馬場 健史 092(642)6170