田原淳先生は元九州大学医学部病理学の教授であり、ドイツ留学中に田原結節(刺激伝導系)の発見を1906年に発表しました。今年は田原結節を発表して100年目になります。また、田原先生は当時の九州大学温泉治療学研究所の初代の所長でありました。この度、田原先生の研究業績を記念して記念講演会を開催する運びとなりました。皆様、万障お繰り合わせの上、ご出席下されますようお願い申しあげます。
田原淳記念講演会実行委員会長 牧野 直樹

日時平成18年11月4日(土曜日) 13:30〜17:30
会場亀の井ホテル(別府市中央町5-17 電話0977-22-3301)
参加費無料
対象医療関係者
プログラム
1. 老化はなぜ起こるか? ー 遺伝子解析で解ること ー
九州大学生体防御医学研究所教授牧野 直樹
座長 九州大学名誉教授矢永 尚士

2. 心筋ギャップ結合の生理的機能とその調節機構
福岡大学医学部 総合医学研究センター教授今永 一成
座長 湯布院厚生年金病院長有田 真

3. 世界の心臓病学を拓いた田原淳の生涯 ー ノーベル賞を超える大偉業 ー
大分大学医学部看護学科教授島田 達生
座長 大分大学医学部長葉玉 哲生

4. 生命科学・工学・医学の統合による新たな循環器疾患研究の展開
九州大学大学院医学研究院循環器内科教授砂川 賢二
座長 九州大学大学院医学研究院長金出 英夫

5. 田原淳先生刺激伝導系発見とその意義
東京女子医科大学名誉教授須磨 幸蔵
座長 東京大学名誉教授杉本 恒明


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